
会見場に入る小池百合子都知事=20日午後、都庁(桐原正道撮影)【拡大】
「先の専門家会議ですが、安全性を検証した平田(健正)座長が、地上は安全だが地下は追加対策が必要と出されました。検証会議の、これが答えということでした」
「築地市場に赴き、市場関係者から率直な意見も伺ってきました。『私も築地が大好きなんだ』『時間をかけてもしっかり決めてほしい』など市場の切実な声を伺ってきました」
《17日に築地市場で業者と面会した際も、築地への思いを口にしていた小池氏。移転について語るよりも前に、築地の今後について熱い思いを語った》
「わが国は伝統文化を大切にしてきました。長い間、築地市場の方々、都民のみならず、日本が育て守ってきた築地の伝統やブランド。私はこれらを守っていくんだ、その信念と、豊洲で累積してしまう赤字、将来の負の遺産を残してはならないという、次の世代への思いと、これから日本一の世界に誇る築地ブランドからの食の魂を込めまして、この築地を再開発するという基本方針を判断するに至りました」
「築地市場の跡地を再開発するということに課題はありますが、老朽化した市場に首都直下型地震への対応もにらまなければなりません」
「築地ブランドを今後、60年、70年と育てていくために、応急手当てではなく、しっかりした手を打っていかないといけないと考えています」
《時折、身ぶりを交えながら一気に語り終わった小池氏は、続いて、モニターを使って新たな計画についての説明を始めた》