▽参入事業者数の増加が成長を加速
参入事業者の増加も市場の成長を加速させている。
かつては片手で数えられるほどだったその数も、今や23事業者まで増加(17年6月現在)。不動産業をはじめ、再生エネルギー関連、リース関連、海外個人ローン債権、地方特化型など、様々な個性を持った企業が誕生している。ベンチャー企業のみならず、上場企業が新規事業として参入するケースもあり、群雄割拠の様相を呈している。競合ひしめき合う状況に、各社の投資家獲得合戦も加熱。それぞれが独自の魅力を積極的にアピールすることにより、ソーシャルレンディングというワードが徐々にではあるが、一般の個人投資家層に浸透し始めている。
▽SNSが成長を促進
ブログやツイッターといったSNSでの波及も成長要因のひとつだ。
ソーシャルレンディングを体験した個人投資家がブログやSNSを通じて、自らの投資実績や体験談を公開する事例が増えてきている。ソーシャルレンディング投資家のほとんどが、普通の会社勤めをしている一般的なサラリーマンだ。
特に莫大な資産を築いているわけでも、専門的な金融知識を身につけているわけでもない。SNS等を通じて、身近な存在である一般の個人投資家が、着実に資産を増やしていく様子を見た別の個人が、これならば自分もできると新たにチャレンジするという良い循環が生まれている。