深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」、経済効果50億円に迫る “想定外”の人気

深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」
深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」【拡大】

 深谷市のイメージキャラクター「ふっかちゃん」のデザインを使用した商品の売上額が平成28年度、約49億5000万円にのぼり、最高記録を更新したことが28日、分かった。小島進市長が記者会見で発表した。この日はふっかちゃんの7回目の誕生日で、同市役所ではサイン会も行われ、一時約30メートルの長い列ができた。

 市によると、5月からふっかちゃんのデザインを使用している377事業者に28年度中の売上額を調査した結果、今月22日までに232事業者が回答。売上額は49億5156万4191円にのぼり、27年度を約6億2700万円上回った。調査を始めた24年度から毎年伸びている。

 商品をみると、特産のネギを始めとした野菜や花など農業製品のパッケージ(袋、箱、ラッピングシート)が83%で、残りは本やシャツ、衣類などのアパレル関係、タオル、文房具など。デザインは市に申請し、審査を通ると、無償で利用できる。

 ふっかちゃんは26年のゆるキャラグランプリ2位、27年3位に入った全国区の人気者だけに、小島市長は「ふっかちゃんを商品に入れると、深谷のものだと一目で分かる」と効果を指摘。売上額が50億円に迫る勢いについて「想定外。ここまで人気が出るとは思わなかった」とうれしい悲鳴を上げた。

 誕生日のサイン会は初の試み。ふっかちゃんは右手に特大のネギペンを持ち、色紙に1人ずつ平仮名で「ふ」とサイン。大ファンだという同市の会社員、染谷京子さん(49)は母親と訪れ、「かわいくて、いつも元気をもらえます。サインも心を込めて書いていただき、うれしい」と笑顔で話していた。

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