
特別防衛監察に関する会見に臨む稲田防衛相=28日午前、防衛省(納冨康撮影)【拡大】
「現在、厳しい安全保障環境のもと、隊員がそれぞれの現場において、24時間365日、懸命に任務を全うしています。こうした状況において、日報をめぐる一連の問題は単に陸自の情報公開への対応が不適切であったことのみならず、国民の皆さまに防衛省、自衛隊の情報公開に対する姿勢について疑念を抱かせ、内部からの情報流出をにおわせる報道が相次ぐことにより、防衛省自衛隊のガバナンスについても信頼を損ないかねない印象を与え、結果として国内外のそれぞれの現場で日々任務にあたる隊員の士気を低下させかねないという点で、極めて重大かつ深刻なものであると考えております」
「私は防衛省、自衛隊を指揮監督する防衛大臣として、その責任を痛感しており、1カ月分の給与を返納することと致しました。さらにその上で、防衛大臣としての職を辞することと致しました。先ほど総理に辞表を提出をし、了承されたところでございます」
「今般、特別防衛監察結果において示された改善策を受け、情報公開と文書管理という観点から将来、同様の事案が発生しないような、抜本的な対策を講じます。たとえば、南スーダン派遣施設部隊の日報に加え、今後、海外に派遣される自衛隊の部隊が作成した日報の全てを統合幕僚監部参事官において一元的に管理するとともに、事後の情報公開請求に対しても一元的に対応することと致します」