
会見に臨む稲田朋美防衛相=28日午前、防衛省(納冨康撮影)【拡大】
《稲田朋美防衛相と記者団の質疑は、なお続いた。話題は日報の存在を非公表とした防衛省幹部の決定を稲田氏が認識していたかどうかに集中した》
--黒江哲郎防衛事務次官と岡部俊哉陸幕長が退職となるが、日報の問題を受けての引責ということでよろしいか
「今回の日報を受けての処分は先ほど申し上げたとおりだ。そして先ほど閣議で了承された人事についてのおたずねだが、黒江次官は本日付で依願退職をされるということだ」
--今回の辞任の決断に関して、官邸側からの何らかの慰留はあったか
「最終的に了承いただいたということだ」
--2月13、15日の件について、最終的には次官と陸幕長が協議して非公表を決めたということだと思うが、それだけ重要な問題を大臣にあげなかったことが事実であれば、その責任についてはどう思うか
「今回の報告書の中で、7月以降、一連の対応の問題点が指摘されている。その中において、例えば統幕にあった日報の1カ月間の発見の遅れであったり、今ご指摘になった日報の存在についての報告がなかったことについてのさまざまな指摘がされ、その結果こういう処分になっているということだ」
--認識としては、本来、大臣のところまで持ってくるべきだった。それができていなかったということか
「はい。この監察結果において、さまざまある時点ある時点の不適切な対応が記載されているわけだが、その点についてしっかりと対応するべきであったと思う」