【上海摩天楼】中国自動車市場に「2018年問題」 新エネ車の現地生産義務化 (3/4ページ)

上海モーターショーに出展し注目を集めた中国電気自動車(EV)ベンチャー、蔚来汽車(ネクストEV)=4月19日、上海市(河崎真澄撮影)
上海モーターショーに出展し注目を集めた中国電気自動車(EV)ベンチャー、蔚来汽車(ネクストEV)=4月19日、上海市(河崎真澄撮影)【拡大】

 将来性が不透明

 だが最大の問題は、中国のNEV市場そのものの将来性が不透明なことだ。NEV市場は急拡大したとはいえ、16年の中国市場全体の2803万台に対しては2%にも満たない規模。これが18年にいきなり8%に拡大するとは考えにくい。NEV規制が厳格に適用されれば、ガソリン車を「需要があるのに売ってはいけない」事態となり、供給が不足すれば価格高騰など不測の事態を招く恐れがある。

 しかも今年に入って、中国のNEV市場は成長が大きく鈍化し始めた。中国自動車工業協会によると、1~6月のNEV販売台数は前年同期比14.4%増の約19万5000台にとどまった。業界関係者は17年通年でNEV販売80万台を予想していたが、7~12月も同様の販売動向とすれば予想の半分にも満たない。

 16年に53%伸びたNEV販売の勢いがそがれたのは、補助金を不正に受給する手口が中国メーカーの間に横行していたことが発覚し、当局が補助金審査を厳格化したためだ。さらに20年までに補助金を段階的に縮小して、廃止する方針も決めた。これまで「補助金頼み」だったNEV市場には激震が走った。

すでに供給過剰状態

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