スパイの中国系教授を国外追放 シンガポール、干渉に対抗 (1/2ページ)

ホアンジン・リー・クアンユー公共政策大学院教授
ホアンジン・リー・クアンユー公共政策大学院教授【拡大】

 【シンガポール=吉村英輝】シンガポール国立大のリー・クアンユー公共政策大学院、黄靖(ホアン・ジン)教授(60)が、「外国のスパイ」と断定され、国外追放処分となった。慎重な外交を重んじる同国が、スパイ活動を公にするのは異例。「外国」の国名は明らかにしていないが、中国への対抗措置とみられる。

 シンガポールの英字紙、ストレーツ・タイムズ(ST)は15日付で「外国に干渉させるな」と題する社説を掲載。「外国」を特定しないまま、中国による政治介入を警戒しているオーストラリアなども事例にして、黄氏の追放を正当化した。

 シンガポール内務省は今月4日、黄氏が外国の諜報機関と連携していたとする声明を発表した。「秘密情報」の入手や、外交、世論の操作を画策し、仲間も募っていたとした。

 黄氏は、中国出身で米国籍。米中関係などが専門。シンガポールメディアによると、スパイ活動を知っていたとして同じく国外退去処分になった妻とともに政府に抗議したという。

 黄氏は6月、中国メディアに、シンガポールが外交政策を間違ったとして、(1)南シナ海情勢を国際問題化しようとしすぎた、(2)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を成功させようと尽力した、ことなどを批判していた。

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