
8月9日に開かれた共同記者会見【拡大】
■IBMのAI活用し修学アドバイス試行
≪金沢工業大学≫
IBMの人工知能(AI)型システム「ワトソン」を活用し、個々の学生にあった修学アドバイスを行うサービスを8月1日から4日にかけて試験的に始めた。完成したAI搭載の修学アドバイザー「KITコグ」は、100万件を超える卒業生の学習履歴のビッグデータを学習し活用できる。具体的には、成績情報や図書の貸し出し冊数、学習センターの利用状況や進路先、さらには、個々の学生の性格診断の結果など、約40項目に及ぶ学生に関するデータを学習。その学習結果に基づき、在学生一人ひとりに類似する卒業生をランキング形式で抽出する。
在学生が、最も類似する卒業生を選択することで、その卒業生が残した学習履歴データから修学に対する具体的な取り組み事例や改善方法といった情報を、在学生にアドバイス情報として提供する。
◇
■幕張で9月開催「東京ゲームショウ2017」に出展
≪大阪電気通信大学≫
総合情報学部デジタルゲーム学科が、9月21~24日に幕張メッセ(千葉市)で開催されるコンピューターエンターテインメントの日本最大規模の総合展示会「東京ゲームショウ2017」に出展する。同学科の出展は今年で11回目。出展作品は数カ月にわたる学内コンペを経て多数の応募作品の中から選ばれ、次世代エンターテインメント・ビジネスの担い手となる学生たちのゲーム作品をはじめ、映像やイラストレーションなど幅広いコンテンツの作品を展示する。
また、同学科は9月16、17日にみやこめっせ(京都市)で開催される西日本最大級のマンガ・アニメイベント「京都国際マンガ・アニメフェア2017」にも出展。学生たちによる作品展示に加え、近年話題となっている最先端技術を駆使したAR・VR体験などを実施する。