
テラヘルツ波火星探査【拡大】
火星に向けてモノを運ぶのは「1キロ1億円程度」(同省関係者)と、費用がかかる大型プロジェクトだが、米航空宇宙局(NASA)や欧州宇宙機関(ESA)のロケットに小型人工衛星を相乗りさせてもらうなどして、費用を抑える考え。火星が地球と接近する2020年が探査の時期として有力視されている。
総務省はテラヘルツ波の研究の委託補助費用などとして、来年度から3年間で5億円程度を予算に盛り込む方針だ。
【用語解説】テラヘルツ波
300ギガ(ギガは10億)ヘルツ~3テラ(テラは1兆)ヘルツの光に近い周波数帯の電磁波。紙や布など光を通さないものを透過するが、水には透過しないという性質を持ち、水や酸素を感知するセンサーへの応用が期待されている。発生や検出が非常に難しく技術開発が困難なため、「人類が未開発の最後の電磁波」とも呼ばれているが、日本では欧米に先駆けて研究が進んでいる。