
会談後、握手して記念撮影に応じる希望の党代表の小池百合子東京都知事(左)と民進党の前原誠司代表(右)=5日午前、東京都新宿区(佐藤徳昭撮影)【拡大】
--前原代表が首相指名されたら固辞するか
「仮定の質問には答えない」
--小池さんはもう完全に出馬しないということか
「私は今までも小池さんが出られるべきだと、首相候補になられるべきだと実は申し上げてきた。今日、そのことについて私からまたお話をしたということだ」
--これからも求めていくということか
「また2人で話をしていきたいと思う」
--安倍政権が倒れた場合、自民党との連携はあるか
「今申し上げたように、とにかく安倍政権を倒すということでは完全に小池さんと一致した。先ほど小池さんがお話をしたとおりだ」
--そうなれば自民党との連携の可能性はあるか
「われわれは233人以上の候補者を今、若狭さん、玄葉さんを中心に擁立をがんばっていただいておりますので、選挙はとにかく単独過半数を取るということで戦うのが筋だと思う」
--前原氏は首相になると明言していたが、なぜ今回自分がやると言わないのか
「私は民進党の代表です。そして民進党には参議院議員、そして地方組織、そして自治体議員の皆様、そして今度は無所属で戦う衆院の方々が数十人いる。そういった方々をどうやって選挙後にあらたな塊として糾合できるかということが私の使命だと思っているので、またそれをしっかりやり切りたいという思いだ」
--小池さんは衆院選に出てほしいとの意思の疎通はとれているのか
「話をしていると。意思の疎通はできています」