【衆院選】希望の党・小池代表の会見詳報 「本当に悔やんでいる」「都政に邁進」 (3/5ページ)

22日、パリのホテルで記者会見する小池百合子・東京都知事(三井美奈撮影)
22日、パリのホテルで記者会見する小池百合子・東京都知事(三井美奈撮影)【拡大】

 「合格点の意味が分かりませんが、合格点は常に高いものがあると思います。特に政治家に対しては。それに対しては、今回の受け止め方もしっかり分析しながら、努力を重ねるのみでございます。都政もスピード感が必要ですので、行政を一つずつ重ねるのが都民のみなさんにお答えする唯一の方法だと思っております」

 --メディアの報道についてどう思うか

 「非常に厳しかったと思います。各紙いろんなカラーがあると思いますが、私どもの『希望の党』にぴったり添ってくださるメディアはなかったように思います。それも含めて、主張することは主張し、間違ったとらえられ方はされないよう、言葉遣いも含めて注意をしたいと思っています。真意が伝わらなかったことが、一番の反省するところでございます。

 急ごしらえであったことは事実でございます。(企業の)内部留保では、私は課税という懲罰的なものから、株主への配当とか、雇用を進めたところへのインセンティブにするなど、いろいろな方法があると思います。

 今もやっている部分がありますが、まだ十分伝わっていない。しかし、内部留保という部分にピンポイントで焦点が当たったことで、いまさまざまなことが動き出しているのが現状だと思います。これからも建設的な政策をどんどんぶつけていく野党を目指すべき。内部留保は二重課税にもなりますし、考え方はこれからも深化させたいと思っています。課題は外していないと思っています」

「言葉の遣い方は注意しなければ」