【専欄】韓国が「日米韓」から離脱? 文在寅政権が中国寄りに態度変える日 (2/2ページ)

 しかも新しく登場した文在寅政権は、最低賃金引き上げなど「左翼的」な政策を掲げている。サムスングループなど財閥への風当たりも強めている。市場経済を根本から崩すことはないとしても、これまでと違って経済発展の機関車役を消費中心に切り替えようとしていて、政策面から見ても中国に似たところがある。

 韓国政府は北朝鮮に最大限の圧力をかけることに同意し、米韓合同軍事演習にも参加している。だが、トランプ政権から北朝鮮への武力行使で共同作戦を求められた場合、あくまでも北朝鮮との対話を通じた平和解決を主張し、米国の求めを拒むのではないか、と専門家は口をそろえて言う。トランプ大統領は今回の訪韓で、こうした文政権の真意をどこまで理解し、武力行使の難しさをどこまで感じ取ったのであろうか。