「経済学は素晴らしい」 イエレンFRB議長、最後の会見 後進女性の活躍に期待

 「4年間、私の話に真剣に耳を傾けてくれてありがとう」。米連邦準備制度理事会(FRB)議長を来年2月に退任するイエレン氏(71)は13日、最後の記者会見で感謝の言葉を忘れなかった。「経済学は素晴らしい」と述べ、経済学を専攻してFRBで活躍する女性が増えることを期待していると語った。

 イエレン氏は2014年2月、FRB副議長から女性初の議長に昇格した。労働経済学が専門の学者らしく、金融政策運営では雇用情勢や賃金動向を重視してきた。

 イエレン氏は会見でFRBの要職を務めることができたのは「本当に光栄で名誉なこと」と強調。「1期4年での退任に失望しているのでは」との記者の勘ぐりを否定した。

 ノーベル経済学賞を受けた夫のアカロフ氏が米首都ワシントンにある名門ジョージタウン大で教授を務めていることもあり、退任後もワシントンに住み続けるという。(共同)