バリ島の火山が再噴火 人的被害はなし、国際空港も通常通り稼働

 インドネシア火山地質災害対策局は15日、火山活動が続くバリ島東部アグン山(標高3千メートル超)が再び噴火したと明らかにした。噴煙の高さは山頂から約2千~2500メートルまで達した。人的被害はなく、バリ国際空港は通常通り稼働している。

 アグン山は昨年11月21日に約半世紀ぶりに噴火して以降、噴火を繰り返している。国家災害対策庁は山頂から6キロの範囲に設定された立ち入り禁止区域の外は安全だと呼び掛けている。(共同)