中国初の無人実験室、2日にも地球落下へ 「制御不能で大気圏突入」指摘も (2/2ページ)

 天宮1号は中国が22年前後の完成を目指す宇宙ステーションの原型で、高さは10.5メートル、主要部分の直径は3.4メートル。打ち上げ時の重量は8.5トンだった。無人・有人宇宙船とのドッキング実験に成功し、16年3月に任務を終えている。

 中国の専門家はこれまで「天宮1号への制御は継続している」とし、大気圏に突入後、残骸は南太平洋の指定地域に落下させると主張。一方、欧米の専門家からは、すでに燃料が尽きてコントロールを失っているとの見方が出ていた。エアロスペースは、燃え残った少量の破片には腐食性液体で毒性の強いヒドラジンが残留している恐れもあるとして注意を呼びかけている。