千葉ノリ復活へ 生産地ごとの振興策初の策定 県や県漁連、ブランド力強化図る (2/2ページ)

富津沖の養殖場で船を使用してノリを収穫する生産者(県漁業資源課提供)
富津沖の養殖場で船を使用してノリを収穫する生産者(県漁業資源課提供)【拡大】

 ノリ生産における特色と課題は、木更津や富津岬の北側は北西風の影響が大きい▽千葉北部はノリ加工場の集約が必要-など生産エリアによって微妙に違う。このため、同計画では、地区に合わせたきめ細やかな対策が立てられた。

 富津地区では高速作業船を導入し、養殖作業の効率化によって生産性を上げる▽木更津地区では、沖合よりも生産が安定している干潟での養殖を推進する▽千葉北部地区では知名度が高い「三番瀬」のブランドを活用してPRする-といった対策はその一例。

 県産ノリ生産者らは「千葉のノリは品質が高い」という自負を持つゆえに「その魅力が十分伝わっていない」という歯がゆさを感じてきたといい、同計画による千葉ノリ養殖の再発展効果に期待を寄せている。