米、赤字22兆円削減要求 中国と通商協議「大きな相違」 (1/2ページ)

北京市内のホテルを出るムニューシン米財務長官(左)とロス商務長官=4日(共同)
北京市内のホテルを出るムニューシン米財務長官(左)とロス商務長官=4日(共同)【拡大】

 【北京=西見由章、ワシントン=塩原永久】中国の劉鶴副首相とムニューシン米財務長官ら米側代表団は4日、前日に続いて北京の釣魚台迎賓館で通商協議を行った。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、米国側は協議で、中国政府が対処すべき項目を列記したリストを提示。2020年末までの対中貿易赤字の2千億ドル(約21兆8千億円)削減などを求めた。

 従来の削減要求額1千億ドルから一気に倍増させた形で、中国側は反発したとみられる。リストは、ほかに米企業への技術移転強要の撤廃、米制裁に対する報復禁止など幅広く、両国が四半期ごとに定期協議を実施し、履行状況を確認するとしている。

 中国国営新華社通信によると、2日間の協議では貿易不均衡の是正や知的財産保護などについて意見交換したものの、一部の問題で「比較的大きな意見の相違」が存在しており、今後も緊密な意思疎通を継続しながら解決に向けた作業メカニズムを構築することで一致した。

続きを読む