綾瀬市が「電子書籍図書館」 全国屈指1万2000冊の蔵書 交通便悪く…来館せず利用可能 神奈川 (1/2ページ)

綾瀬市立図書館本館=9日、綾瀬市
綾瀬市立図書館本館=9日、綾瀬市【拡大】

 タブレット端末やスマートフォンなどを通じて読むことができる電子書籍約1万2千冊の貸し出しを、神奈川県綾瀬市立図書館が4月から始めた。1万冊を超える電子書籍を保有する公立図書館は全国でも珍しいとされる。市内には鉄道の駅がなく、図書館への交通アクセスが不便だが、「電子書籍の場合、来館しなくても読書を楽しむことができる」(同図書館)として導入を決めたという。市では読書の習慣が乏しい若年層らを中心に利用拡大を図る方針だ。

 1万2千冊のうち、1万1千冊は著作権が切れた作品を集めた「青空文庫」の中から同図書館が選んだもの。青空文庫は無料で公開されているが、同図書館利用者らの利便性を重視して、電子書籍図書館を導入したという。市では今後、青空図書館以外の分も含めて2万冊まで増やす方針としている。

 ◆おすすめ紹介機能も

 市は「電子図書館」として、ホームページ(HP)上で紹介。利用するには、綾瀬市立図書館本館でIDとパスワードを取得することが必要で、電子図書館用のカードを受け取る。

 24時間利用が可能で、貸し出しは3点までとなっている。貸出期間は14日間で、貸出期間が過ぎると、自動的に返却される仕組みになっているという。

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