タイのマヤ湾、環境保護対策で9月まで閉鎖

観光客のサングラスに映るリゾート地ピーピーレイ島マヤ湾。サンゴ礁保護などを目的に、6月から観光客の立ち入りが禁止された=タイ南部クラビ県(AP)
観光客のサングラスに映るリゾート地ピーピーレイ島マヤ湾。サンゴ礁保護などを目的に、6月から観光客の立ち入りが禁止された=タイ南部クラビ県(AP)【拡大】

  • タイ当局の指示で閉鎖され、観光客が去り人気のなくなったマヤ湾(AP)

 タイ当局は、同国南部プーケット島沖のリゾート地、ピーピーレイ島のマヤ湾(クラビ県)を6月1日から9月30日まで4カ月にわたり閉鎖する。サンゴ礁などの保護が目的だ。現地紙バンコク・ポストなどが報じた。

 マヤ湾は、2000年にレオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」が公開された後、ロケ地として有名になった。横幅250メートル、奥行き15メートル程度の小さな砂浜には、1日約5000人の観光客が押し寄せていた。国立公園局の責任者によれば、観光客の増加が生態系に深刻な影響を及ぼしたほか、数百のボートが流す汚水が海洋汚染につながった。ツアー会社の観光船が下ろすいかりもサンゴを傷つける一因になっている。

 国立公園局は1億バーツ(約3億3700万円)を投じてボートの停留所や観光客を迎える桟橋を建設する方針を示した。また、タイのカセサート大学と協力して、国立公園内の名所9カ所について観光客の受け入れ能力を調査するとしている。