個人株主が初の5000万人台 29年度、新規上場相次ぎ

東京証券取引所の東証アローズ=2013年7月16日、東京都中央区日本橋兜町の東証アローズ(宮川浩和撮影)
東京証券取引所の東証アローズ=2013年7月16日、東京都中央区日本橋兜町の東証アローズ(宮川浩和撮影)【拡大】

 東京証券取引所など全国の4証取が26日発表した平成29年度の株式分布状況調査によると、個人株主の数が延べ5129万人となり、初めて5000万人の大台に乗せた。堅調な株式相場を背景に新規上場が相次ぎ、株主数の増加につながった。

 機関投資家や地方公共団体などを除く個人株主は、各上場企業の株主数を単純合算した延べ人数ベースで前年度より162万人増えた。個人株主の株式保有額は113兆円を超え、11年ぶりに100兆円台を突破した。

 小口の売買注文ができるよう、株式を取引する際の最低株数である売買単位を引き下げる企業が多く、株主数を増やす効果があった。30年2月に株式相場が急落した際、割安感から買いを入れる個人投資家も目立ったという。