AIIB総会閉幕 モディ印首相「将来は1000億ドル規模に」 融資拡大を期待

アジアインフラ投資銀行(AIIB)年次総会で演説するモディ首相=26日、インド西部ムンバイ(インド政府提供)
アジアインフラ投資銀行(AIIB)年次総会で演説するモディ首相=26日、インド西部ムンバイ(インド政府提供)【拡大】

 【ムンバイ=森浩】インド西部ムンバイで開かれていた中国が主導する国際金融機関「アジアインフラ投資銀行」(AIIB)の第3回年次総会が26日、閉幕した。演説したモディ首相は、将来的には「(加盟国への融資総額が)1千億ドル(約11兆円)になるよう願う」とし、AIIBによるさらなる支援を期待した。

 インドはAIIBへの中国に次ぐ第2位の出資国。AIIBの最大の受益国でもあり、承認済み融資案件25件のうち6件がインド向けだ。金額ベースでは約12億ドル(約1300億円)の融資が決まっている。AIIBは総会に先立って、19億ドル(約2100億円)の追加融資を明らかにしている。

 演説でモディ首相は「インドとAIIBは経済成長を持続可能にするため手を携えている」と言及し、今後の連携強化を約束した。

 同日の会見でAIIBの金立群総裁は、レバノンが新たに加盟し、メンバーが計87カ国・地域になったと発表。国際金融機関として順調な発展を遂げていることを強調した上で、加盟を見送っている日本と米国に対して「つねにドアは開いている」と参加を呼びかけた。