パキスタン、ラマダン明けで仕立屋が繁忙

パキスタンの仕立屋はラマダン(断食月)に繁忙期を迎えた=北西部カイバル・パクトゥンクワ州(AP)
パキスタンの仕立屋はラマダン(断食月)に繁忙期を迎えた=北西部カイバル・パクトゥンクワ州(AP)【拡大】

  • パキスタンの保守的な辺境州でも女性向けのオーダーメードの受注が伸びている(AP)

 パキスタンは、ラマダン(断食月)前の結婚シーズンや6月中旬のラマダン明け大祭「イード・アル・フィトル」を商機に、国内の仕立屋が繁忙をきわめた。保守的として知られるパキスタン北西部では仕立屋はかつて紳士服の依頼以外に受け付けてこなかったが、こうした風習も変化してきた。一方で、消費者の需要増大につけ込み、ピーク期の代金を不適切につり上げる行為が社会問題化している。現地紙エクスプレス・トリビューンなどが報じた。

 北西部のカイバル・パクトゥンクワ州で仕立屋を営むバドシャー・カーン氏は「今年もラマダンが夏になったので、結婚シーズンとラマダン明け大祭が重なり、仕事量が倍増した。1日10~12時間の労働もざらだ」と話した。

 首都イスラマバードなどの一部の仕立屋は、繁忙期の代金を注文内容に応じて1.5~1.7倍に設定し、急ぎの場合はさらに追加代金を請求した。店によっては期限内の仕上げに従来の5倍の代金を請求するケースもあった。消費者は市場価格の監視を関連省庁に求めた。