「長距離無線充電」制度化へ 総務省、20年度実用化後押し (2/2ページ)


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 実用化の初期段階では、室内で使用中のパソコンやスマホを有線の充電器に接続せずに充電することが可能になる。また、工場の生産設備やセンサーの無線充電もできるようになる見通しだ。将来的には、屋外での利用を想定しており、飛行する小型無人機「ドローン」への充電や、災害時に電力網が遮断した数キロメートル先の被災地への電力伝送も可能になるという。

 一方、通信や放送の電波よりも強い出力で空間に電波を飛ばす仕組みのため、人体への影響を考慮する必要がある。総務省は電波防護指針で、人体に影響がない出力の強さを定めており、装置のメーカーに順守を求める考え。メーカー側も人体に電波が当たると伝送を止める工夫などを検討しているという。