【米輸入制限】雇用減「関係者は不安」 世耕弘成経産相、米政権牽制

米インディアナ州ラフィエットのSUBARU(スバル)工場を視察する世耕経産相(右)=2日(共同)
米インディアナ州ラフィエットのSUBARU(スバル)工場を視察する世耕経産相(右)=2日(共同)【拡大】

 世耕弘成経済産業相は3日、デトロイト郊外にあるトヨタ自動車の研究開発拠点を訪問し、3日間の米中西部の視察を終えた。世耕氏は、トランプ政権による保護主義的な政策で、自動車関連の企業や販売店、地元自治体など「すべての関係者の方が不安な思いをしている」と指摘。雇用減などの悪影響が出る恐れがあるとして米政権を牽制した。

 米政権は鉄鋼やアルミニウムの輸入制限に続き、自動車や関連部品にも同様の措置を検討している。世耕氏は、日本製の鉄鋼は競争力があり影響が限定的だったとして「これまでは報復という手は取らず、慎重に対応してきた」と強調。「日本の思いを理解してほしい」と述べた。(共同)