
ジェトロ主催の日本産食品の商談会で行われた料理の実演=20日、シドニー(共同)【拡大】
オーストラリア向けの生鮮牛肉の輸出が17年ぶりに再開されたことを受け、日本貿易振興機構(ジェトロ)は20日、シドニーで和牛を中心とした日本産食品の商談会を開いた。
食肉業者のほか水産加工、調味料メーカーなど計20の団体が出品し売り込んだ。各業者の食材や調味料を使ってオーストラリア人の好みに合う料理を作る実演も行われた。
近江牛輸出振興協同組合の田畑秀樹理事は「日本産の和牛はオーストラリア和牛にない風味や品質を持っている。すき焼きやしゃぶしゃぶから楽しんでほしい」とアピールした。オーストラリアの食品業者は「高級レストランが日本産和牛を求めている。贈答品にも向く」と説明した。
オーストラリアは2001年、日本で牛海綿状脳症(BSE)が発生したため牛肉の輸入を停止したが、衛生環境が整ったと判断。
今年5月、厚生労働省が認定する施設で食肉処理するなどした牛肉のオーストラリア向け輸出の解禁が発表された。(シドニー 共同)