東証反発、機械受注好感 上げ幅一時250円超

 13日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。内閣府が発表した7月の機械受注統計が好調だったことなどを好感した買い注文が先行し、上げ幅は一時250円を超えた。

 午前10時現在は前日終値比245円59銭高の2万2850円20銭。東証株価指数(TOPIX)は24・40ポイント高の1715・72。

 機械受注は、民間の設備投資の先行指標となる「船舶・電力を除く民需」の受注額が前月比11・0%増と3カ月ぶりにプラスとなり、投資家に買い安心感が広がった。

 米国と中国の貿易摩擦を巡って閣僚級協議の再開を模索する動きが伝わったことや、日本と中国の関係改善への期待感も平均株価を押し上げる材料となった。