平成最後の新嘗祭 献穀米を収穫 栃木・益子

新嘗祭献穀米を収穫する奉耕者の高野美晴さん(右)と妻、玲子さん=25日、栃木県益子町東田井
新嘗祭献穀米を収穫する奉耕者の高野美晴さん(右)と妻、玲子さん=25日、栃木県益子町東田井【拡大】

  • 新嘗祭献穀米御収穫祭の御収穫の儀で、稲穂に鎌をいれる奉耕者の高野美晴さん(手前)と妻、玲子さん=25日、栃木県益子町東田井

 秋の宮中行事「新嘗祭(にいなめさい)」に献上する献穀米が25日、栃木県益子町の農家、高野美晴(みはる)さん(68)の田んぼで収穫された。この日午前中、高野さんの家族やJA関係者、地域住民が参列し、御収穫祭で神事に続いて高野さん夫妻やJA女性職員による刈女(かりめ)が鎌で数本の稲穂を刈り取った。

 この後の収穫の会では、大塚朋之町長は「平成最後の新嘗祭への献上で大変意義深い。猛暑、台風、長雨とご苦労があったと思うが、みなさんの努力に感謝したい。献上に同行する際は益子の心を届けたい」と話し、参列者約100人が鎌を持ち、献上するコメを一斉に刈り取った。

 収穫を終え、高野さんは「ほっとした。台風も多かったが、稲が倒れなように注意して作った」と表情を緩めた。