株価、一時バブル後最高値に 26年10カ月ぶり、終値は2万4120円

取引時間中としてバブル経済崩壊後の最高値を更新した日経平均株価を示すモニター=28日午前、東京・東新橋の外為どっとコム
取引時間中としてバブル経済崩壊後の最高値を更新した日経平均株価を示すモニター=28日午前、東京・東新橋の外為どっとコム【拡大】

 28日の東京株式市場の日経平均株価は大幅に反発して一時2万4286円10銭まで上昇し、取引時間中のバブル崩壊後の最高値を更新して1991年11月以来約26年10カ月ぶりの高値を付けた。終値は前日比323円30銭高の2万4120円04銭で、約8カ月ぶりの高い水準。米長期金利の上昇傾向を受け、外国為替市場で円相場が一時1ドル=113円台後半に下落し、企業の業績拡大期待が広がった。

 東証株価指数(TOPIX)は17.14ポイント高の1817.25。出来高は約15億5700万株。

 円安ドル高の進行は企業の輸出採算の改善につながり、市場では「2018年9月中間決算が想定を上回る好調な結果になるとみて、投資家の買いが勢いづいた」(大手証券)との声が聞かれた。

 27日の米国市場でダウ工業株30種平均などが上昇したほか、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が同日の講演で、好調な米景気が当面続くとの見方を示したことも買い安心感につながった。

 28日の平均株価は、取引時間中に前日終値に比べた上げ幅が489円36銭まで広がった。ただ午後に入ると、次第に利益を確定させる売り注文が膨らみ、上げ幅を縮める展開となった。

 バブル崩壊後の終値最高値は1月23日に付けた2万4124円15銭。