東京原油、5日連続で今年最高値

 週明け1日の東京商品取引所で中東産原油の先物指標価格が値上がりし、清算値(株価終値に相当)は1キロリットル当たり5万5590円を付け、5営業日連続で今年の最高値を更新した。2014年11月27日以来約3年10カ月ぶりの高い価格だった。

 米国の堅調な景気や持続的な利上げ方針などを受けて円安ドル高が進行。原油市場では、日本の輸入代金が増加すると予想されて先物の値上がりが続いている。ガソリンなど燃料費の上昇をもたらしそうだ。

 東商取で高値を付けたのは19年3月を決済期限とする先物。1日から新しい指標の中心限月として取引が始まった。