カタール投資庁に新CEO 国王令でアル・マフムード氏指名

 国営カタール通信によると、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲンなどの大株主である世界有数の政府系ファンド(SWF)、カタール投資庁(QIA)の最高経営責任者(CEO)に、カタール博物館のCEOであるマンスール・ビン・エブラヒム・アル・マフムード氏を指名する国王令が出された。

 アル・マフムード氏は閣僚への就任が決まった王族出身のシェイフ・アブドラ・ビン・ムハンマド・サーニ氏の後任となる。

 カタール博物館のウェブサイトに掲載されている情報によると、アル・マフムード氏はQIAのリスクマネジメント責任者を務めた経歴もある。

 ソブリン・ウェルス・ファンド・インスティチュート(SWFI)では、QIAの資産は約3200億ドル(約36兆4500億円)に上り世界10位のSWFとしている。スイスの資源商社グレンコアや英銀バークレイズなど国際的な企業の株式も保有する。

 ■カタール投資庁の保有資産(持ち株比率(%)/市場価値(10億ドル))

 カタール国立銀行 51.9/22.91

 フォルクスワーゲン(普通株) 16.99/8.24

 ロスネフチ 9.75/6.76

 グレンコア 8.6/4.83

 イベルドローラ 8.57/4.05

 フォルクスワーゲン(優先株)11.22/3.89

 シーメンス 3.27/3.52

 ウーレドゥー 53.49/3.28

 バークレイズ 5.94/2.29

 ロンドン証券取引所 10.27/2.23

 バンシ 3.92/2.20

 セインズベリー 21.89/2.04

 クレディ・スイス 5.07/1.96

 サンタンデール・ブラジル 5.55/1.74

 ティファニー 9.66/1.49