
「一帯一路」をテーマに北京で開かれた国際会議の記念撮影で手を振る各国首脳。前列中央右は中国の習近平国家主席、同左はロシアのプーチン大統領=2017年5月(共同)【拡大】
マレーシアは政権交代後の8月、マハティール首相が財政悪化懸念を理由に、中国との鉄道建設計画を中止すると発表。モルディブでも9月、中国依存の脱却を訴える野党候補が大統領選で勝利した。各国では一帯一路にどう関わるかが政治の対立軸になりつつある。
中国が援助攻勢をかけるアフリカ東部の小国ジブチでは、中国軍が昨年8月に初の海外基地を設けた。構想は海外での軍事拠点づくりを後押しする手段としても機能し始めている。
米国のペンス副大統領は今月4日、中国が「“債務外交”によって影響力を拡大している」と批判。構想は中国の台頭阻止に動く米国との間で、貿易摩擦とともに火種の一つとなっている。(北京 共同)