日中、知的財産や先端技術で新対話 国際ルールに引き込む狙い (1/2ページ)

 日中両政府は26日、先端技術や知的財産分野で協力を協議する「日中イノベーション協力対話」の創設で合意した。中国は先端技術を共同で活用することを視野に入れ、日本は対話を通じ日本企業が持つ知的財産権を中国が適切に管理する仕組みづくりを狙う。ただ、日本が中国と過度に接近すれば、知財侵害を理由に対中制裁を発動しているトランプ米政権から反発が出る恐れもある。

 中国・北京で記者会見した安倍晋三首相は「国際スタンダードの上に、知財などの分野で両国の協力関係を進化させる」と強調し、中国を公正な国際ルールに引き込みたいとの思いをにじませた。

 日中イノベーション協力対話は、事務レベルの初会合を近く開く見通しだ。詳細は今後詰めるが、先端技術では人工知能(AI)や自動運転技術などを念頭に協力のあり方を議論する。

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