■珠海で世界最長の海上橋開通式
中国本土の広東省珠海と香港、マカオを結ぶ海上橋「香港・珠海・マカオ大橋」の開通式が23日、珠海で開かれた。海底トンネルなどを含めた全長は約55キロで世界最長。習近平指導部が重視する国家戦略「ビッグベイエリア構想」の中核プロジェクトの一つ。
■ギターのギブソン新体制で再建へ
米大手楽器メーカーのギブソン・ブランズは23日、ジーンズの本家リーバイ・ストラウスのブランド戦略部門トップ、ジェームズ・カーレイ氏を新社長に迎え入れると発表した。再建計画を終え、11月1日付で投資ファンドのKKR傘下に入り、経営陣を刷新する。
■欧州委、伊に初の予算案修正要求
欧州連合(EU)欧州委員会は23日、イタリア政府に対し2019年予算案を差し戻し、3週間以内に内容を見直して再提出するよう要求した。加盟国に予算案修正を求めるのは初めて。巨額の財政赤字の計上で公的債務が膨らむ恐れがあり、EUの財政規律に反すると判断した。
■米景気、緩やかに拡大
米連邦準備制度理事会(FRB)は24日、全国12地区の連邦準備銀行による景況報告(ベージュブック)を公表し、景気は「緩やかに拡大した」との判断を示した。ただ貿易摩擦で、製造業はいくつかの地区で「原材料の価格上昇に直面し、先行き不透明感を示した」と分析した。
■7~9月期、テスラ2年ぶり黒字
米電気自動車(EV)メーカーのテスラが24日発表した2018年7~9月期決算は、最終損益が3億1151万ドル(約350億円)の黒字(前年同期は6億1937万ドルの赤字)となった。黒字は16年7~9月期以来2年ぶり。新型セダン「モデル3」の量産が軌道に乗ったことが要因。
■NZがTPP批准
ニュージーランドのパーカー貿易・輸出振興相は25日、米国を除く11カ国による環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)を批准したと発表した。TPPは6カ国以上の国内手続きが終わってから60日後に発効する。ニュージーランドは4番目に国内手続きを終えた。
■ECB総裁「ユーロ圏経済の弱含み」
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は25日会見し、ユーロ圏の経済情勢に関し「多少、予想より弱い」と述べ、若干弱含んでいるとの見解を示した。会見に先立って開かれた理事会では、量的金融緩和政策を年内に終えるなどの現行の金融政策を維持することを決めた。
■アマゾン、インテル最高益
アマゾン・コム、グーグルの持ち株会社アルファベット、インテルの米IT大手3社が25日、2018年7~9月期決算を発表した。アマゾンとインテルは四半期ベースで最高益を記録。好調な米景気を背景にアマゾンの最終利益は約11倍の28億8300万ドルと大幅に増えた。