連合は30日、千葉県内で中央委員会を開き、平成31年春闘の方針を正式決定した。ベースアップ(ベア)を含む賃金の「上げ幅」を重視する従来の方式に加え、産業ごとに給与の金額を具体的に定めて要求する「賃金水準」方式も重視する。率にとらわれずに、目指す金額を明示することで企業規模や雇用形態による格差を是正する目的。
賃上げでは、前年と同水準の「2%程度を基準」とするベアに定期昇給分の2%を加えた4%のアップを目指す。神津里季生会長は中央委員会のあいさつで、賃金水準重視への方針転換について「格差は依然として大きい。これまでと同じことをしていては壁を乗り越えることはできない」と理解を求めた。