国内

日欧EPA、保護主義に対抗 成長戦略に意義、役割増す日本 (2/2ページ)

 RCEP今秋妥結も

 これに対して日本は多国間の枠組みで、あくまで保護主義的な政策に対抗する考えだ。TPPは加盟国を増やす方針。また日本や中国、東南アジア諸国連合(ASEAN)など16カ国による東アジア地域包括的経済連携(RCEP)については「今年秋の妥結も視野に入れている」(経済産業省幹部)。

 日本は今春にも米国と物品貿易協定(TAG)交渉を始める予定だが、このタイミングでTPPと日欧EPAが発効する意味も大きい。両協定に属さない米国産品の競争力が低下すれば、米国は同交渉の妥結を急がざるを得ない。このため「TPPで認めた条件が最大限とする日本の主張が通りやすくなる」(政府高官)との見立てだ。(大柳聡庸)

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