米中、摩擦解消へ協議継続 閣僚級、知財保護で溝

会談する中国の劉鶴副首相(左)とライトハイザー米通商代表。奥はトランプ米大統領=22日、ホワイトハウス(ロイター)
会談する中国の劉鶴副首相(左)とライトハイザー米通商代表。奥はトランプ米大統領=22日、ホワイトハウス(ロイター)【拡大】

 米中両政府は23日、貿易摩擦の解消に向けて閣僚級協議を開き、溝が残る中国の構造改革を議論した。24日も継続し、3月にも開く首脳会談での最終決着へ詰めの作業を急ぐ。米政権が重視する知的財産権保護や技術移転強要の防止策など残された問題で、中国がどこまで歩み寄れるかが引き続き焦点となる。

 閣僚級協議は22日までの予定だったが「乗り越えるべき大きな障害がいくつかある」(ライトハイザー米通商代表)として2日間延長した。

 ただ課題解決への道筋は依然として険しい。米政権は中国に進出する米企業に対し、技術移転を強要していると指摘。産業補助金など国有企業の優遇も市場をゆがめていると批判し、見直しを求めている。一方、中国は強制的な技術移転は存在しないとの立場で、体制維持の根幹に関わる補助金政策についても譲らない構えだ。(共同)