【生かせ!知財ビジネス】AI Samurai、世界初3Dアニメで「IPランドスケープ」 (2/2ページ)

AISamuraiが開発中の「IPランドスケープ機能」の画面。区切られた領地は技術分野、侍は特許。AIで分析した結果が配置されている
AISamuraiが開発中の「IPランドスケープ機能」の画面。区切られた領地は技術分野、侍は特許。AIで分析した結果が配置されている【拡大】

 サムライは、特許の強さで野武士、足軽、軍大将、旗大将、総大将まで5段階に分かれている。特許の権利範囲はサムライの行動範囲で、権利存続期間はサムライの顔を若者や年寄りにすることで、表現される。

 分析・見える化の目的は、自社の保有特許の状況や置かれた環境を把握するためだけではない。特許情報を変えることで広がる。例えば自他社の勢力比較ならば競合中の企業の特許情報を、未公開技術の位置付けの確認ならば関連する国際特許分類にある特許情報を使う。

 白坂一社長は防衛大学校出身。「学んだ軍事戦略を知財戦略のために生かし、日本の知財を活性化させたい。IPランドスケープ機能に武士が戦うとか城が燃えるといった動画表現が加わればもっと面白いモノになるだろう。日本の経営者が知財に関心を持ち、その闘争心をかき立てることができれば」と話している。価格は未定。今後、中小企業向けのバージョンの開発も検討する。(知財情報&戦略システム 中岡浩)