麻生氏、「塚田氏は4日に辞職意向」「副大臣の忖度くらいで事は決まらない」

閣議に臨む安倍首相(左)と麻生財務相=5日午前、首相官邸
閣議に臨む安倍首相(左)と麻生財務相=5日午前、首相官邸【拡大】

 麻生太郎財務相は5日午前の閣議後の記者会見で、自民党麻生派の塚田一郎国土交通副大臣が4日に辞職の意向を示したことを明らかにした。塚田氏は山口県下関市と北九州市を結ぶ「下関北九州道路」の国による直轄調査への移行に関し、首相らへの「忖度(そんたく)」などと発言。立憲民主党などの主要野党が辞任を求めるなど追及を受けていた。

 麻生氏は、「塚田氏が『迷惑をおかけいたしました。辞職したい』と自分から言った」と説明。いつだったかについては、「昨日です」と話した。

 塚田氏の発言については、「国会議員として選挙のときにいろいろな発言が、過剰サービスを含めてある。今回の話を見て『えっ』と思った。本人は一生懸命やったつもりだろうけど、影響のほうが大きいということだ」とした。

 忖度が働いた可能性があるかについては、「国交省などが(検討を)積み上げてきた話で、副大臣の忖度くらいで事が決まる話ではない」と強調。「(この道路の話は)30年前からやっている。今回は水害で通行止めになることが続いており、国土強靱(きょうじん)化の一環で決まった」と説明した。