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「一帯一路」の重点地域も…どうなるミャンマー・ミッソンダム開発 (2/2ページ)

 スー・チー氏の中国訪問に際しては、ダム建設反対派のデモが再び勢いを盛り返している。来年には総選挙も控えているので、反対派の声を全く無視するわけにもいかない。このため、「仮に再開するとしても、ダムの規模は縮小するのではないか」とか、「ダム建設を別の場所に移すのではないか」などさまざまな噂が飛び交っている。

 一方の中国も、あまり強引に事を運ぶわけにはいかない。環境保護を軽視しているとか、相手国を「債務のわな」に追い込んでいるとか、国際社会から非難されかねないからだ。

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