海外情勢

フィリピンに国内初のがん専門病院 財閥大手が建設計画

 フィリピンの財閥大手、アヤラ・コーポレーションは、約20億ペソ(約41億6852万円)規模の国内初の独立型がん治療専門病院を建設する。アヤラ財閥傘下、アヤラ・ヘルスケアホールディングス(HD)の発表を現地経済紙ビジネス・ワールドが伝えた。

 アヤラが計画するがん治療専門病院は、最新設備を持つ100床規模となる予定。陽電子放出断層撮影(PET)スキャンや化学療法施設、専門外科医用の手術室などを備える。場所はマニラ首都圏だが、詳細はまだ確定していない。

 アヤラ・ヘルスケアHDのパオロ・マキシモ・ボロッメオ社長兼最高経営責任者(CEO)は「フィリピンでがん専門病院の設置は非常に遅れている。アヤラブランドとして、手ごろな入院治療費用で質の高いがん治療を行うことを目的としている」と語った。

 アヤラ・コーポレーション社長兼最高執行責任者(COO)でアヤラ・ヘルスケアHD会長のフェルナンド・ソーベル・デ・アヤラ氏は「がんはフィリピンで3番目に多い死因となっている。この新たな施設が、わが国の医療界の抱えるスクリーニングや診断、がん治療のギャップを解消する一歩となることを望む」と話している。(シンガポール支局)

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