海外情勢

ベトナム初の国産車 生産開始へ

 ベトナムの複合企業、ビングループ傘下のビンファストはこのほど、初の本格的な国産車メーカーとして市場参入するため建設していた北部ハイフォンの工場の完工式を開いた。近く最初のモデルとなる小型車「ファディル」を発売し、工場は本格稼働に入る。経済発展の象徴として政府も大きな期待をかけている。

 ビングループは2017年9月に自動車製造への参入を発表。昨年10月の「パリ国際自動車ショー」に出品した。小型車のほかセダン、スポーツ用多目的車(SUV)も売り出す。

 工場は敷地面積335ヘクタール。年間の生産能力は25万台で、将来的に50万台まで拡充する計画もある。式に出席したグエン・スアン・フック首相は「ビンファストは短期間で驚くべき成果を出した」と工場の完成を称賛、地場産業の牽引(けんいん)車として期待感を表明した。

 ドイツ自動車大手BMWなどが技術面でビンファストを支援し、参入発表から短期間での生産開始となる。ビングループは20年に首都ハノイで開催される自動車F1シリーズのスポンサーにもなっている。(ハイフォン 共同)

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