国内

「ホワイト国」韓国除外 東京応化「輸出手続き変わらず」

 対韓輸出管理強化の対象となっている感光剤のレジストを製造する東京応化工業は7日、2019年6月中間連結決算の記者会見で、韓国への製品輸出の現状について「法令にのっとった手続きを粛々と進めており、特段の遅れや問題は発生していない」と明らかにした。

 会見した水木国雄常務は、7月の輸出管理強化以降、輸出申請を行ったかについて「答えを差し控える」としたが、「基本的に受注があれば手続きを進める準備はできており、特段問題は発生していない」と強調した。

 「ホワイト国(優遇対象国)」から韓国を除外したことに関しても「個別申請が不要のライセンスがあるので、輸出の手続きはほとんど変わらない」とした。

 一方、中間決算は売上高が前年同期比3.6%減の489億円、最終利益は8.9%減の29億円と減収減益だった。

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