海外情勢

ニュージーランド、大麻の産業化へ始動 先住民マオリ雇用の動き (2/2ページ)

 ヒクランギグループ社長で、自身もマオリのパナパ・エハウ氏は「森林伐採が進み、この土地の山は荒れ果ててしまった。大麻の栽培で農業を盛り上げ、人々を幸せにしたいと思った」と語る。

 ある調査では、ニュージーランド人の推定12%が過去に大麻を違法に使用していた。ルアトリア周辺には大麻の違法栽培をする農家があり、摘発されることもある。薬物関連の犯罪で収監された受刑者の約40%がマオリとのデータもあり、マオリの間には「捜査当局は自分たちを狙い撃ちにしている」との不満が募る。

 エハウ氏は「彼らは億万長者になろうと思って大麻を栽培していたわけではない。少しでも家計の足しにしようと思っただけだ」と説明。違法栽培してきた農家とも契約し、合法的に栽培できる環境を整えたいと話している。(ルアトリア 共同)

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