10月の消費税増税に合わせて始まるキャッシュレス決済のポイント還元制度で、クレジットカード大手のJCBやクレディセゾンなど5社が、金額請求時にポイント還元分の金額を差し引く、実質上の値引きで対応することが26日、分かった。
ポイントが付与され、後日に使える仕組みよりも還元の恩恵を消費者が実感しやすいため、実質的な値引きの動きが広がっている。既にセブン-イレブン・ジャパンなど大手コンビニエンスストアも同様の対応を決めている。
5社はほかに三井住友カード、三菱UFJニコス、ユーシーカード。
ただ、三菱UFJニコスはブランドによって対応が異なる。「MUFGカード」は実質値引きとなるが、「DCカード」と「NICOSカード」は後日のポイント還元となる。