海外情勢

独自の8.5世代ディスプレー用ガラス基板生産開始 中国

中国新聞

 中国初の独自開発による第8.5世代TFT-LCD(薄膜トランジスタ式液晶ディスプレー)用ガラス基板の生産が、安徽省蚌埠(ほうふ)市で始まった。中国の光電子ディスプレー産業は目覚ましい発展を遂げ、京東方科技(BOE)や華星光電(CSOT)、恵科電子(HKC)などが国内に8.5世代製品の生産ラインを数多く設置している。8.5世代以降の同ガラス基板は年間3億8000万平方メートルの需要がある一方、核心技術は足元で米コーニングや日本の旭硝子などが握っており、独自開発チームは今後、良品率の向上や製品認証、生産能力拡大を進め、国内パネルメーカーの需要に応えていく。(中国新聞社)

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus