国内

茂木外務相、日米貿易協定の正式署名「10月の早い段階で」

 茂木敏充外務相は1日の閣議後の記者会見で、日米貿易協定の正式署名について「10月の早い段階で署名できるのではないか」との見通しを示した。

 先月25日に米ニューヨークで、安倍晋三首相とトランプ米大統領が会談し、新たな日米貿易協定に合意したが、日米とも国内の法的審査が間に合わなかったため、共同声明に署名した。

協定への正式な署名は月内にも閣僚・大使レベルで行う方針で、茂木氏は、「ワシントンか東京で署名式をやるのかは決まっていない」としたうえで、「日本は署名閣議がある。閣議があった際に署名する」と述べた。

 今回の協定が、日本が譲歩しすぎているとの指摘については、「日本においても農業関係団体や自工会(日本自動車工業会)、経団連、日本商工会議所から評価をもらっている。今後、国会などでそれぞれの項目について、丁寧な説明をしていきたい」と強調した。

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