中国工業情報省が発表した２０１９年１～８月の中国ソフトウエア・データ技術サービス業の売上高は前年同期比１４．９％増の４兆４９００億元（約６７兆３０００億円）だった。分野別では産業ソフトウエアが同１９．１％増と増加率は同５ポイント上昇し、データ技術サービスは同１６．９％増の２兆６４７６億元と、同産業全体の約６割を占めた。同産業の売上高は広東、北京、江蘇、浙江、山東、上海各省・市で７割を占めた。伸びが目覚ましいのは中西部で、雲南省は同８５％増、広西チワン族自治区が同８２．７％増、江西省が同７２％増、海南省が同５５．８％だった。１～８月、産業従事者は同５．２％増の６３５万人で、給与総額は同１３．１％増、平均給与は同７．５％増だった。（中国新聞社）