四川省眉山市仁寿県でこのほど、養豚場13施設を建設するプロジェクトの着工式が行われた。総投資額は25億元(約370億円)で、完成後は生産頭数200万頭以上を見込む。施設は欧州連合(EU)の基準にのっとり、アリババグループ傘下、アリババクラウドの技術を採用した。同省農業農村庁の楊秀彬庁長は「中小規模の養豚場と養豚農家の多くが撤退したことによる生産力の減少を補い、生体豚と豚肉の安定的な供給を保障する」と述べた。同省は豚の生産保障と市場供給に関する措置を打ち出し、養豚業の推進と食肉処理・加工の標準化を進めるとともに、養豚業者への用地や資金面などの支援を行っている。(中国新聞社)