国内

辞表出した菅原氏の発言全文 「私の問題で国会が停滞することは本意でない」

 地元有力者の通夜で公設秘書が香典袋や供花を渡したと週刊誌で報じられ、辞表を提出した菅原一秀経済産業相は25日午前、国会内で記者団の取材に応じ、「私の問題に関して国会が停滞することは本意ではない」と辞表提出の理由を述べた。菅原氏の発言の全文は次の通り。

 「おはようございます。ただいま、安倍(晋三)首相に辞表を提出した。現在、私の地元の政治活動に関し、さまざまな報道がなされているわけだが、きょうから各委員会も本格化して動き出す中で、私のこの問題に関して国会が停滞する、法案審議できないということは私の本意ではない」

 「また経済産業行政でも、さまざまな懸案が山積している中で、こうした自らの問題によって経済産業行政、あるいは政府全体の審議の課題が止まってしまう。こういったことは私の本意ではない。従って、このことを重く受け止め、先ほど安倍首相に辞表を提出した次第だ。懸案山積にもかかわらず任期途中で、経済産業大臣の職を辞することは慚愧(ざんき)に堪えない思いだが、この点、おわびを申し上げたい。また、今後、政治活動においてご指摘をいただいていることについては、その事実関係をよく確認し説明責任を果たしたい。このように思っている次第だ」

 --秘書が香典を配っていた。その事実関係は

 「10月17日の夜6時からお通夜があった。私もその通夜に出席すべく、車に礼服、ネクタイ等々を準備していたが、台風19号の閣僚会合が同じ時間に入ったから、もちろんそちらを優先しなければならない。私はその日には行けずに、結果として翌日の葬儀に私が自ら出席をして、遺族の方に弔意を申し上げた次第だ」

 --公職選挙法には違反しないのか

 「結果として、秘書が香典を出した。翌日、私もそのことをよく確認せずに、私も香典を持っていっており、ある意味では遺族からすると2つ届いたということで、これが1つ戻ってきたから、そこで改めて事実関係を後で知ったということであり、この点は遺族の方も報道から取材があって確認したということだ。いずれにしても、きちんとこうしたことがないように今後気をつけたい」

 --辞任はいつ決めたのか

 「今朝だ。昨日、きょう、経産委員会があるから、その準備をしていたが、一晩考え、この経済産業行政、国内外ともに山積する課題がある中で、私のことで、それ以外の審議が止まってしまうことは慚愧に堪えない思いですので、今朝、自ら決意し、先ほど首相に辞表を提出してきた次第だ」

 --議員としての責任は

 「そこはよく確認していきたい」

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