中国新聞社によると、中国では今年に入り、転換社債市場が大幅に拡大している。中国株のデータベース「同花順ｉＦａｎＤ」によれば、１０月２９日現在、中国証券監督管理委員会に承認された転換社債は９５件に達し、発行規模は２２０３億元（約３兆４１００億円）に上った。前年同期と比べて、承認が３９社分増加し、発行規模は３２６％増加した。中国国際経済交流センター経済研究部の劉向東研究員は「証券日報」の取材に、「転換社債は企業債務を効果的に減少させ、直接金融を行う重要な方法。これは、国のデレバレッジおよびコスト削減政策の目標と一致しているため、力強く支持されている」と述べた。（ＲＰ＝東京）